023b6f17683a4828ec302ca72b9658c5

4月23日に実装された工作艦「明石」ですが
新艦種であることや、泊地修理機能をはじめて搭載した艦艇ということもあり
史実ではどうだったのか、管理人なりに調べてまとめてみました



IJN_repair_ship_AKASHI_in_1939

明石(あかし)は日本海軍唯一の新造工作艦
※他にも工作艦はありましたが、戦艦や商船改装艦
艦名は兵庫県の景勝地「明石の浦」にちなんで名づけられた。

1937年1月に佐世保工廠にて起工、1939年7月31日に竣工し連合艦隊付属となる。
甲板に3機の重起重機(クレーン)が立ち、艦内に17の工場があった
内地の海軍工廠にすら配備していない144台のドイツ製工作機械が設置
修理能力は非常に優れ、その整備・補修能力の高さから
米海軍から『最重要攻撃目標』としてマークされるほど


船体形状も徹底して作業を実施しやすい構造になっており
工作に従事する工作部員(軍属や民間人も含む)も多数乗艦していた。

自衛用の武装として、艦首甲板に12.7cm連装高角砲、後部甲板に25mm連装機銃を装備している。

南洋の各地を駆け回り多くの艦を修理、1942年8月23日にトラック島に入港してからは、
ここを拠点にして損傷艦艇の修理に従事した。
1944年2月17日トラック島空襲により大破し、トラック島から脱出してパラオに回航するが
同年3月30日にパラオ大空襲に遭い大破、着底、1944年5月10日に除籍
戦後の1954年、大破着底した明石の解体処分を行った。


明石(工作艦)



工作艦「明石」内の工場設備
第1・第2機械工場:工作機械を使って金属等を削って加工
第1・第2組立工場
鍛冶鉱金工場:金属片などの材料を溶かしてから固めて加工し易い材料に成型
鋳造工場:溶かした金属を型に流し込み、部品を作成
鍛冶工場:金属を熱した後にハンマー等で叩いて部品を作成
焼入工場:鉄等の金属に熱を加えて表面硬度を上げる
銅工場:電気部品用の銅製材料を製造?
溶接工場:金属と金属をガスや電気で溶かして接着(溶着)
木具工場:木造部品の加工、作成
兵器工場:弾薬等の兵器類の製造?
電機工場:電気機器や電動機械部品の製作?
工具室:艦内で使用される工具類の管理と修繕 ※コメの皆様ありがとうございます
青写真室:設計図の複写(コピー)を行います
など


当時の連合艦隊の年間工数の4割をまかなえるほどというわけあって
設計から製造まで全部こなせる設備が整っています
広く東南アジアから太平洋に進出していた旧帝国軍からすれば
修理の度に本国まで戻らずに現地修理出来るというメリットは凄まじいですね

しかし、これだけの機械を動かせるのは明石の発電能力の高さがあってこそ
なんと合計出力4800kW!!
同時期の戦艦金剛が1300kW、重巡高雄が1225KW、駆逐艦で400kWに未満
やっぱ工場って電気使いますよね・・・

明石(工作艦)とは



他明石について書かれている画像など
60b12df2fdedc0334a933b590d984e2d

ねこ艦9話 - リイドカフェ



※80cm列車砲(シュベーレ・グスタフ)とは
第二次世界大戦でドイツ陸軍が実用化した巨大列車砲
全長32.5m口径80cm重量1400t(大和の46cm3連装砲は全長20.7m口径46cm)

運用には、本体の移動に4本のレールを使い、8台の台座と4両の専用機関車で牽引する
砲身は現地で組み立てるので、組み立て用にさらにレールが4本(計8本のレールが必要)
しかも砲塔は旋回出来ないので、攻撃目標に向かってレールを施設する
砲塔の組み立ては250人で3日間
レールの施設に2500人、防衛に2500人、約5000人ほど必要だった




天津風や阿賀野も明石の修理を受けて、航行能力が回復してますね
明石がいることで、壊れても壊れてもすぐ現地修理して戻れるので
アメリカ軍が最重要攻撃目標にするのも納得です

話は変わりますけど、明石さんてつなぎに軍手とかスパナとか似合いそうですよね・・・

~追記
コメの皆様指摘ありがとうございます、修正致しました